Raspberry Piを使用して固定IPアドレスを設定し、PCと1対1で直接接続した際に、
pingが通らない問題に直面しました。ここでは、そのトラブルシューティングの
過程と解決方法について解説します。
問題の概要
Raspberry PiをPCとストレートケーブルで接続し、固定IPアドレスを設定したにもかかわらず、
pingが通らないという問題が発生しました。IPアドレスの設定自体は正しいものでしたが、
通信が確立できませんでした。
解決策
いくつかの設定変更を試みた結果、以下の設定変更によりpingが通るようになりました:
Automatically configure empty optionsのチェックを外す この設定を無効にすることで、
ネットワーク設定が手動で管理されるようになり、不必要な自動設定が適用されるのを防ぎました。
Disable IPv6にチェックを入れる IPv6を無効にすることで、IPv4のみでの通信が確実に
行われるようになりました。これにより、IPv6とIPv4の競合が原因で発生していた
可能性のある問題を回避しました。
設定手順
具体的には、以下の手順を実行しました:
Raspberry Piのネットワーク設定を開く
「Automatically configure empty options」のチェックを外す
「Disable IPv6」にチェックを入れる
これらの設定変更を行った後、再度pingを試みたところ、正常に通信が確立されました。
まとめ
Raspberry PiとPCを固定IPアドレスで1対1で接続する際、特定のネットワーク設定が
問題の原因となることがあります。今回のケースでは、「Automatically configure empty options」
と「Disable IPv6」の設定変更が問題解決の鍵となりました。同様の問題に直面した場合、
これらの設定を見直すことで解決できるかもしれません。